画像集
はじめに
仙台総合放射線クリニックの画像集です。
当クリニックの開院以来行わせていただいた検査の画像について、日向野院長からの解説を入れさせていただきながら代表的なものを紹介させていただきます。
画像や検査内容については新しいものが出来しだい随時紹介を増やしていきたいと思います。
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脳ドック
- ■ 脳ドック(MRI・MRA検査の概要)
- ■ 脳ドックで見つかりやすい病変
当クリニックでは日本脳ドック学会のガイドライン(2008)に準拠したプロトコールでMRI・MRAの画像を撮像しています。
脳MRI検査では、加齢などに関連した大脳白質病変、無症候性(症状のない)の古い小さな脳梗塞や小さな出血が見つかることがあります。
これらは脳卒中の危険因子と考えられています。
脳MRA検査では脳動脈瘤(動脈のコブ)の有無や血管が細くなったり詰まったりしていないかを見ます。
脳MRI検査
- ■ 脳MRI・MRA(ルーチン検査)
- ■ 脳MRI検査(特殊撮像法)
脳のルーチン撮影では、T1強調像、T2強調像、FLAIR、頭蓋内MRAを基本に必要に応じてT2*強調や頸部MRIを撮影します。
MRAは造影剤を使用せずに施行することができます。
特殊な撮影法としては、撮影中に頭部が動いても補正されるPROPELLAR、急性期脳梗塞の診断に役立つ拡散強調像をはじめ、神経線維を描出する拡散テンソル画像、脳静脈構造を描出する磁化率強調像、また、小さな病変や構造を描出する3次元画像などを施行できます。
頭頸部領域
- ■ 頭頸部領域のCT
- ■ 側頭骨の3次元MRI
- ■ 頭頸部領域(眼科関連領域)
- ■ 頭頸部領域のMRI(耳鼻科領域)
CTでは、薄い断面の画像を用いて、3次元画像や多断面再構成などを高分解能で撮影できます。
側頭骨のMRIでは、内耳の構造や脳神経の高分解能画像を撮像できます。
MRIでは、IDEALと呼ばれる新しい脂肪抑制技術を用いて、均一な脂肪抑制効果が得られ、病変の描出能が向上しました。
腹部領域
- ■ 腹部領域のCT
- ■ 腹部領域のMRI
16列マルチスライスCTにより、肝臓などの良好な造影画像を得ることができます。また、薄い断面の画像を再構成することで、多断面の再構成画像や3次元の画像を作成して観察することができます。
MRIでは、呼吸道期や息止めの高速撮影を用いることで、良好な腹部の画像を得ることができます。造影剤を使用しないMRAでも腎動脈などを比較的良好に描出できます。
腫瘍などの評価に有用な、体幹部の拡散強調像も撮ることができます。
脊椎・脊髄領域
- ■ 脊椎・脊髄のMRI
- ■ 脊椎の3DCT
MRIでは頸椎〜胸椎上部、胸椎下部〜腰仙椎の矢状断像を結合して全脊椎の矢状断像を作成することができます。
3次元画像では、馬尾や神経根の様子を詳細に描出できます。
骨軟部領域
- ■ 肩関節
- ■ 上肢・下肢
MRIでは、腱、靱帯、半月板、関節軟骨、骨髄などの状態を詳細に観察し診断することができます。
CTでは、骨・関節などの3次元画像を作成して、単純X線写真よりも詳細に骨折、変性などの状態を観察できます。
骨盤部領域
- ■ 骨盤部(婦人科領域)
子宮・卵巣、前立腺などの骨盤内臓器の診断にはMRIが役に立ちます。
核医学検査
- ■ シンチグラム
- ■ SPECT
核医学検査では、臓器や組織の機能に応じて集まる薬剤を注射して撮影することで、臓器などの機能に関連した情報を得ることができます。
当院では、骨の代謝に関連して集積する薬剤を用いて、癌の骨転移などを見つける骨シンチグラム、脳の血流を評価することで、脳血管が詰まっているときの脳血流を評価したり、認知症の診断に役立つ脳血流SPECTなどを主に行っています。その他の核医学検査も行います。